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青森山田の松木玖生の出身や経歴は?強靭メンタル強烈キャラの逸話も凄い

松木玖生

松木玖生選手は将来のサッカー日本代表エースと期待されるスーパー高校1年生。

ワールドクラスの強靭なメンタルを持つ強烈キャラの松木玖生選手に注目です。

松木玖生選手の出身や経歴や戦績について、強靭なメンタルで強烈キャラのエピソードも一緒にまとめています。

青森山田の松木玖生の出身と経歴

松木玖生(マツキ クリュウ)

  • 誕生日:2003年4月30日
  • 年齢:20歳
  • 出身地:北海道室蘭市
  • 身長 :177cm
  • 体重 :71kg
  • 利き足:左足
  • 在籍校:青森山田学園高等学校(2年生)
  • ポジション:MF(ミッドフィルダー)主にボランチ
  • 背番号:10

小学生の頃は『室蘭大沢FC』に所属し、ナショナルトレセンU-12北海道のメンバー

『室蘭大沢FC』はプロ選手を多数輩出した名門少年サッカークラブ(2019年末に小学校の統廃合から惜しくも解散)

地元、北海道室蘭市の小学校から単身で青森山田学園中学校へ

U12の北海道トレセンの時に
俺「玖生将来どうするの?」
玖生「青森山田に行ってプロになる!」
当時から同学年で飛び抜けていたけど一番はメンタルが強かったのが印象的

高い技術力だけでなく、広い視野で試合状況に応じた展開や試合の組み立てをする司令塔としての力が評価されていますが、

高校1年にもかかわらず冷静なパフォーマンスで結果を残し、強烈キャラでチームを叱咤、鼓舞してチームを牽引している松木玖生選手の強靭なメンタルにも注目が集まっています。

青森山田の松木玖生の戦績

青森山田中学校の主な戦績

青森山田学園中学校は圧倒的な戦績を誇るサッカーの超強豪校です。

全国中学校総合体育大会サッカー競技会
8年連続14回出場
4連覇を含む優勝5回
準優勝2回
3位1回

松木玖生選手は、全国中学校総合体育大会サッカー競技会の2017年の優勝、2018年の準優勝に貢献し、国体青森県選抜選手にも選ばれています。

青森山田高等学校の主な戦績

青森山田学園高等学校もサッカーの強豪校ですが、2016年あたりから優勝最有力校になっています。

全国高等学校サッカー選手権大会
23年連続25回出場
優勝2回(2016年、2018年)

全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会
優勝1回(2005年)

高円宮杯 U-18サッカープレミアリーグ
優勝2回(2016年、2019年)

高校1年生の松木玖生選手ですが、レギュラーとして公式戦でも直ぐに活躍しています。

早速、高円宮杯 U-18サッカープレミアリーグ2019の決勝戦では、名古屋グランパスと対戦して3-2で勝利、3年振り2度目の優勝を果たしました。

しかも、松木玖生選手はこの試合で3点目の決勝のゴールを決めています!

そして、今年の全国高等学校サッカー選手権大会。

松木玖生選手は、チームのスタメン中心選手として攻守の要となっています。

MFにもかかわらず既に4得点も叩き出し、決勝でも大活躍の予感しかありません。

日本代表での主な戦績

松木玖生選手は、ナショナルトレセンU-12北海道のメンバーの経験はありますが、日本代表選手として、2018年にU-15の日本代表選手、2019年にU-16の日本代表選手に選ばれています。

高校1年でサッカープレミアリーグに優勝し、U-16の日本代表選手として国際大会でも優勝を経験しました。

インターナショナル・ドリームカップ(2019年6月)
2大会振り3度目の優勝

中国遠征(2019年7月)
フランス遠征(2019年10月)

松木玖生の強靭なメンタルで強烈キャラ

松木玖生

松木玖生の強靭なメンタル

全国高等学校サッカー選手権大会でも、試合中は先輩の名を呼び捨てでコミュニケーションを図り、ときには怒声で先輩を叱咤しチームを鼓舞する姿が見られます。

何事にも動じずにプレースするスーパー高校1年はこれまでもいましたが、

優勝候補の強豪校でスタメンの先輩達を呼び捨てで叱咤しチームを鼓舞するような高校1年生はいたでしょうか。

おそらく松木玖生選手が始めてでしょう。

全国高等学校サッカー選手権大会では、相手のヘディングシュートをゴールライン上で松木玖生選手が頭でクリアした直後、両腕を激しく振り上げながら「ヨッシャ」と雄叫びをあげた松木玖生選手。

続けて、周囲にいた先輩たちに「もっとやらなきゃダメだろう!」と激しく叱咤したのです。

これについては、

このままだったら同点にされるという予感があって、とっさの判断でした。

守備陣の集中力が切れかけていると感じて、ハーフタイムに入ったときのロッカールームでも、松木玖生選手はまた同じ言葉でチームを鼓舞したのだそうです。

これについても、

前半の入り方もよくなかったし、ああいう場面でやられたくなかったので。

その意味でも自分の長所が出たと思っています。

大会初出場の高校1年生のする行動でもなければ、自信満々に「自分の長所が出た」というコメントも普通はしないでしょう。

松木玖生選手のこの強烈なキャラクターは、彼の努力と実績に裏打ちされた強靱なメンタルからのものでしょう。

青森山田学園の黒田剛監督は、かつての教え子である日本代表の柴崎岳選手(現デポルティボ・ラ・コルーニャ)の高校1年のときよりも肝が据わっているとして、このようなコメントをしています。↓

2年生や3年生であっても関係なく、ピッチで呼び捨てだろうが何だろうがどんどん仲間を鼓舞し、遠慮なく指摘できる。

そういう部分がメンタルの強さであり、ゴール前の守備や攻撃ではゴールというところまで果敢にチャレンジできる選手として、今大会では伸び伸びとプレーしている。

全国高等学校サッカー選手権大会の決勝戦の行方と同時に、強靭なメンタルで強烈キャラを放つ松木玖生選手が注目されています!

ちなみに、松木玖生選手はインタビューにこのように応えています。

選手権でのパフォーマンスにはプロもこれまで以上に注目するはず!

年齢は関係ない!アピールします!

本田圭佑を彷彿させる強烈キャラと強靭なメンタルですね!

松木玖生の強烈キャラ、エピソード

松木玖生選手の強靭なメンタルから放たれる強烈キャラは止まることを知りません。

決勝戦で相手を圧倒して勝つ、という試合を思い描いていた。

自分を主役として考えているので、3点くらいバンバン取ってチームを勝たせるみたいな。

でも、実際には得点王などは気にせず、一番はチームに貢献するプレーを心がけながら、日本一という最高の景色を見てみたい。

松木玖生選手は将来のサッカー日本代表と期待されている高校1年生、こんなこともコメントしています。

声がかかればですけど、早めに海外へ行ってチャレンジしたい。

自分はプレミアリーグが、そのなかでもマンチェスター・シティが一番好きなんです。

試合もずっと見ていますけど、Jリーグと比べてスピード感がまったく違うし、そういう部分を経験したいというのもあります。

こちらは、松木玖生選手がファウルを受けて足がつりピッチに倒れて交代を告げられたときのもの。

松木玖生選手は「チームがすごく苦しい状況で、足をつらせたことで自分が欠けてしまう悔しさや、チームへ迷惑をかけている自分への不甲斐なさもあって」と、ベンチへ戻ると人目をはばからずに号泣してしまいました!

こちらは全国高等学校サッカー選手権大会 準決勝戦を終えてインタビューの様子です。

ケイスケホンダの匂いがする松木玖生選手の大物振り、将来が本当に楽しみです!