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2020年ハワイの鉄道一部開通に目処!運行ルートなど最新情報アップデート

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全ルート開通したら凄く便利ですし、空港からアラモアナセンターも僅か16分。それが本当に適うのはいつなのでしょうか?!

連邦政府FBIによる鉄道建設の不正調査とか、建設長期化で膨れ上がったコストや補助金予算の問題とか、多くのネガティブ情報で 一部開通も2022年頃?と言われてましたが、ようやく来年の開通に向けてオフィシャルな動きが出始めました。

honolulu-railtransit-picture-2(株)日立製作所の鉄道システム事業におけるグループ会社STS社と日立レールイタリア社のハワイの事業体AHJVがホノルル高速鉄道輸送機構HARTから受注した米国初となる自動運転鉄道システムのプロジェクト

ハワイの鉄道(ホノルル・レイルトランジット)の運行ルートと開通時期

2020年に「西側ルート」が一部開通し、2025年に「東側ルート」が開通の予定。

全線高架(多くは道路上に建設)で バスやライドシェアとの連携も計画され、西側のカポレイから、ワイケレ/プレミアムアウトレット、アロハスタジアム、パールハーバー、国際空港、ダウンタウン、シビックセンター、ワードビレッジ/カカアコを経て アラモアナセンターへの21駅。

ホノルル・レイルトランジット「西側ルート」

西側ルートは”イースト・カポレイ”から”アロハスタジアム”の9駅

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駅名周辺エリア
クアラカイ(Kualaka‘i)イースト・カポレイ
ケオネアエ(Keone‘ae)ハワイ大学ウエストオアフ校
ホノウリウリ(Honouliuli)ホオピリ
ホーアエアエ(Hō‘ae‘ae)ウェスト・ロック
ポウハラ(Pouhala)ワイパフ・トランジットセンター
ハーラウラニ(Hālaulani)リーワード・コミュニティ・カレッジ、ワイケレ
ワイアヴァ(Waiawa)パールハイランズ
カラウアオ(Kalauao)パールリッジ
ハラワ(Hālawa)アロハスタジアム
西側ルート、アロハスタジアム迄…観光客にはメリット薄

西側ルートは、渋滞緩和や通勤・通学でローカル向けに活躍しそうですが、観光客には 2駅先のダニエル・K・イノウエ国際空港迄なければ 利用しようがないですね。

ちなみに、西側エリアの主な駅には 駐車場や駐輪場が完備され、バスやライドシェアとの連携も計画されているようです。

ハワイ大学やコミュニティ・カレッジも沿線にあり、学生にとっても新しい交通手段です。

ホノルル・レイルトランジット「東側ルート」

東側ルートは ⑨→”パールハーバー”から”アラモアナセンター”の12駅

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駅名周辺エリア
10マカラパ(Makalapa)パールハーバー・ヒッカム空軍基地
11レレパウア(Lelepaua)ダニエル・K・イノウエ国際空港
12アフア(Āhua)ラグーン・ドライブ
13カハウイキ(Kahauiki)ミドルストリート・トランジットセンター
14モカウエア(Mokauea)カリヒ
15ニウヘレヴァイ(Niuhelewai)ホノルル・コミュニティ・カレッジ
15クーヴィリ(Kūwili)イヴィレイ
17ホラウ(Holau)チャイナタウン
18クロロイア(Kuloloia)ダウンタウン
19カアカウククイ(Ka‘ākaukukui)シビックセンター
20クークルアエオ(Kūkuluāe‘o)ワードビレッジ、カカアコ
21カリア(Kālia)アラモアナセンター
東側ルート、空港からアラモアナセンターへ至便、西側エリア観光にもメリット大、でも かなり先の話し…

東側ルートは、空港からアラモアナセンターへわずか16分と 自動車よりも圧倒的に早くて正確、カカアコ(※)・アラモアナ滞在にはさらに至便となり、西側エリア観光にも気軽に行けるところもいいですね。

(※)大型再開発計画エリアがカカアコ地区の西側に広がる

しかし、2025年とは…かなり先の話しです… 2014年の当初計画では 2019年全区間開通でしたから。

これまで 連邦政府FBIによる鉄道建設の不正調査とか、建設長期化で膨れ上がったコストや補助金予算の問題とか、多くのネガティブ情報もあって 賛否両論あるようです。

東側ルートについて、ホノルル高速交通公社サイトでは「⑨ハラワ(Hālawa)/アロハスタジアム 」から「13.カハウイキ(Kahauiki)/ミドルストリート・トランジットセンター」間の高架線路工事は 半分程度終わっていて2022年中に完成予定で、「13 .」から「21.カリア(Kālia)/アラモアナセンター」間は 着工準備の段階だそうです。

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ハワイの鉄道(ホノルル・レイルトランジット)の運行計画

ホノルル・レイルトランジットの運行時間、所用時間や料金など

運行時間

飛行機到着に合わせ 早朝4時(予定)から運行し、飛行機が到着する時間帯、通勤時間帯は 5分間隔、それ以外は11分間隔の運行スケジュールが予定されています。

ホノルル・レイルトランジットは モノレールではなく高架鉄道ですが、自動無人運転で運行されるようです。

所用時間や料金など

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西側の始発駅「 ①クアラカイ/イースト・カポレイ」から東側の終点駅「21.カリア/アラモアナセンター」の全区間21駅を 42分

「11.レレパウア/ダニエル・K・イノウエ国際空港」→「21.カリア/アラモアナセンター」の10駅を 16分

(参考)
① → ⑨ハラワ/アロハスタジアム[21分]
① → 11.レレパウア/ダニエル・K・イノウエ国際空港[26分]
① → 18.クロロイア/ダウンタウン[38分]

運賃も「TheBus」と同じ料金レベルのようです。
もちろん、自転車、サーフボードの持ち込みも可能。

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まとめ(いずれ来る課題のために)

オアフ島西側のカポレイ地区から国際空港を経由してお馴染みアラモアナセンターを繫ぐ約20マイルの高架鉄道が2020年の一部開通に向けラウトスパートです。

オアフ島の朝夕のハイウェイ渋滞が社会問題化する全米上位の人口過密エリアのホノルル市街地、もっと早くから鉄道(市街地は地下鉄で)があってもよかったのではと…

観光客にとっては 退屈なスケジュール感ですが、今後、オアフ島人口の70%近く、仕事の80%以上が この20マイルの鉄道回廊に沿って配置できるようにと言った 長期スパンでの沿線開発や公共インフラ整備も並行して行くようです。

鉄道の新設には賛否両論ありますが、ハワイも日本と同じように「高齢者の自動車運転(免許返上)問題」に向き合うわけですから、このホノルル・レイルトランジットが代替手段になって行くのでしょう。

 

ホノルル・レイルトランジット公式サイト
http://honolulutransit.org/

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