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八村塁の弟・八村阿蓮(東海大学)日本代表の可能性? ライバルは?

NBAプレーヤー八村塁の活躍が連日報道されているが、その背中を追う弟の八村阿蓮が熱い。
これまで謙虚で発展途上の大器がミライモンスターとして日本代表メンバーを公言するようになった。
日本代表メンバーの可能性、強力なライバル達(将来の若き日本代表チームメイト)にも触れてみたい。

八村塁の弟・八村阿蓮(東海大学)の日本代表の可能性?

八村塁の背中を追う発展途上の大器

■ 八村阿蓮のプロフィール

  • 名前:八村阿蓮(はちむら あれん)
  • 生年月日:1999年12月20日
  • 年齢:19歳(2019年11月23日現在)
  • 出身:富山県富山市
  • 自宅:東京都
  • 身長:198cm
  • 体重:98kg
  • 足サイズ:31cm
  • 学歴:世田谷区立梅丘中学校、明成高等学校、東海大学在学中(現在2年生)
  • 家族:ペナン人の父、日本人の母、兄の八村塁と二人の妹

小学6年生までやっていた野球と陸上をやめて中学からバスケットへ転向する。

小学校を卒業したタイミングで東京に転居し、バスケット強豪校の世田谷区立梅ヶ丘中学に入学。全国大会にも出場し活躍した。

高校はからは、兄・八村塁がプレーした名門の明成高等学校(宮城県仙台市)に入学し、抜群のリバウンド力でパワーフォワードとして全国高等学校バスケットボール選手権大会で優勝に導いた。

大学は、海外ではなく、国内名門の東海大学バスケットボール部Aチーム(背番号86)に入り、パワーフォワードとして1年生からスタメン出場してインカレ優勝を果たしている。

■ TV「ミライモンスター」で紹介された八村阿蓮

大学バスケットボールの「選手権大会」「新人戦」「リーグ戦」「インカレ」の4冠制覇を狙う東海大学・八村阿蓮が1冠目の関東選手権大会に挑む姿に密着した内容がTV「ミライモンスター」で放送された。

八村阿蓮2

関東選手権大会を制するには、前年に2敗した栃木県の強豪・白鴎大学が立ちはだかっている。しかも、白鴎大にはセネガル出身の210cmの長身シェッハ選手がいる。

4回戦の慶應義塾大学戦で捻挫しながらも、準々決勝の白鴎大学戦にスタメンで出場し、試合はシーソーゲームで63対58で惜しく負けた。

その後、白鴎大学は優勝し、八村阿蓮の東海大学は関東選手権大会ベスト8という結果に終わった。

リバウンドを得意とする八村阿蓮の実力と白鵬大学のシェツハ選手の実力が均衡していわけだが、この時点での八村阿蓮の実力は、兄・塁のような圧倒的なものには未だない
つまり、八村阿蓮は発展途上の大器といえる。

八村塁にはない八村阿蓮の良さ

■ 八村阿蓮には成長のストーリーがある

関東選手権後のTV「ミライモンスター」の取材で、八村阿蓮は兄の八村塁に追いつけるかと問われ、控えめにこう答えている。

NBAは難しいかもしれないが、日本代表で一緒に戦うことはできる!!

その後、未だ一年生の八村阿蓮は、東海大学のインカレ優勝を果たし、大会の優秀選手にも選ばれている。

この一年で身長も2cm伸び、体重も10kg増量とトレーニングの成果も現れているようだ。

兄の八村塁を追って海外の大学に行くと思いきや、東海大学でプレーすることを決めた八村阿蓮に対して、兄の八村塁がプレーする米国ワシントン州のゴンザガ大学の見学に行った際のインタビューに、

いやぁ……自分は本当に下手だったので、下級生の頃はそういう考えはありえませんでした。

塁は高3年の1年間をかけて勉強でも準備をしていたので、勉強のことを思うと、高2の頃には進路を決めたほうがいいですよね。

そう考えると、自分が高2の時に海外でプレーすることは全く想像できませんでした。

もっと早くに海外の試合を経験できていれば違ったかもしれません。

八村兄弟

塁を追いかけて明成に入ったんですけど、入った頃の自分はとても日本一になるとか考えられなくて、ただ塁の背中を追っていて、それで何とか練習についていけた感じでした。

2年生になって主力になったけど、頼りなくてチームメートに迷惑ばかりかけてきました。

そんな消極的だった自分を(佐藤)久夫先生が「阿蓮は塁にはない良さがある」と言って、あきらめないで教えてくれたので、3年生になって強気のプレーができるようになったんだと思います。

兄の背中を追いながらも常に謙虚でいる発展途上の八村阿蓮だが「阿蓮には塁にはない良さがある」を頼りに一歩ずつ成長しながら次第に意欲が高まっている。

将来的には日本を背負って世界でプレーできる選手になりたい

八村阿蓮1

八村塁の弟・八村阿蓮(東海大学)の代表へのライバルは?

バスケットボールW杯2019日本代表と戦績

■ バスケットボールW杯2019の日本代表メンバー

●ポイントガード
安藤誓哉(アルバルク東京)
篠山竜青(川崎ブレイブサンダース)

●シューティングガード
比江島慎(宇都宮ブレックス)
安藤周人(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
田中大貴(アルバルク東京)

●スモールフォワード
馬場雄大(アルバルク東京)
渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)

●パワーフォワード
八村塁(ワシントン・ウィザーズ)※途中離脱
竹内公輔(宇都宮ブレックス)
竹内譲次(アルバルク東京)

●センター
ニック・ファジーカス(川崎ブレイブサンダース)
シェーファーアヴィ幸樹(滋賀レイクスターズ)

■ バスケットボールW杯2019の戦績

13年ぶりにW杯に出場した日本代表(FIBAランキング48位)だったが、1次ラウンドから5戦全敗で終了。出場32か国中で31位という結果に世界の壁を思い知らされた。

歴代最強の日本代表メンバーと言われていたが、この状態で2020年東京オリンピックに挑めるのだろうか。

そこで、東京オリンピックの超新星、切り札が期待されている。

渡邉飛勇(ポートランド大学2年)

生年:2002年5月4日
出身:米国ハワイ州
身長:207㎝
学校:ポートランド大学

日米両国の国籍を持つ渡辺飛勇(ヒュー・ワタナベ・ホグランド)。
父が米国人、母親が東京出身の日本人。

若干19歳で身長207cmの垂直跳び82.5cmという運動能力。

日本代表ヘッドコーチ(フリオ・ラマス)も既に渡邉雄飛を現地視察し、日本代表候補選出リストには入れている彗星の如く現れた新星。

渡邉雄飛1 渡邉雄飛2

田中力(米国IMGアカデミー高校1年生)

生年:2002年5月4日
出身:神奈川県
身長:186㎝
学校:横須賀市立坂本中学校、米国IMGアカデミー

父親が米国人、母親が日本人。2歳から7歳の間は米国に在住し、その後に日本へ。

FIBAバスケットボールの日本代表U15、U16でも活躍し、FIBAワールドカップW杯2019アジア地区1次予選の最初の2試合の日本代表予備メンバーとして登録されている。

この時、中学3年生の15歳。

日本代表ヘッドコーチ(フリオ・ラマス)の強い希望によって召集されたもの。

現在、米国IMGアカデミーに入学し、NCAAの大学、NBAを目指す逸材である。

田中力